正しいお風呂の入り方があることをご存知でしたか?
日々の忙しい仕事の疲れや、ストレスから解放してくれるために、入浴は欠かせないリラックスできる唯一の時間ではないでしょうか?
そんな入浴ですが、間違った方法でお風呂に入ると疲労回復ができなかったり、肌トラブルを引き起こしてしまうなど、入浴の効果を活かせなくなってしまうのです・・・
そこで、正しい入浴方法をご紹介していきたいと思います!
入浴するだけで期待できる効果
正しい入浴方法の前に、その効果についてお話ししておきたいと思います!
入浴で得られる効果について、有名な効果でいうと「入浴の3大効果」です。
疲労回復や新陳代謝が良くなり、しっとりお肌にしてくれるなど、様々な効果が期待できるんです。

「えっ?こんな効果まで? 」と思うような、素晴らしい効果もお風呂に入るだけで簡単に得ることができるのです!
>>「入浴の3大効果を活かし、健康・美容の効果を高める入浴方法!」
入浴は睡眠の2~3時間前がベスト
夜の入浴には、眠る準備をするという目的があり、入浴のタイミングがとても重要になってくるのです。
入浴の温熱効果で身体が温まり、温まった内臓が冷え始めるタイミングが1番入眠しやすいと言われています。
そのタイミングを計算して入浴することで、落ち着いた睡眠をとることができるんです。
入浴直後は、軽めのストレッチなどをしながら、なるべくゆっくり過ごすと良いでしょう。
水分補給は忘れずに
忘れがちになってしまうのが入浴前後の水分補給ですね。
入浴中はお湯の中に浸かっているため、目にはみえませんが実はとてもたくさん発汗している状態にあります。
発汗によって脱水予防のためにも、しっかりと水分を入浴前後に摂る必要があるのです。
スポーツドリンクやお茶、水などが好ましく、ビールなどのアルコールやコーヒー、紅茶などは利尿作用があり水分補給にはならないためオススメできません。
入浴での温度は目的に合わせて
入浴でのお湯の温度によって、得られる効果が変わってきます。
37℃~40℃
心身を落ち着かせるという特徴があり、1日の疲れや、ストレスを癒したい時にオススメの温度です。
静水圧効果が期待でき、肩までゆったり浸かるのがいいでしょう。
42℃以上
心身を活発にする特徴があり、仕事前や、活動前にオススメの温度です。
逆に寝る前は避けたい温度です。長く浸からず、サッと浸かりましょう。
正しい入浴の手順
ここでは医学的に見た入浴の手順を紹介していきます。
1.水分をしっかり摂取する
お茶や水、イオン飲料が望ましいです。
2.かけ湯(シャワー)
手や足の先から中心部に洗面器で約10杯ほどかける。頭へかけるのも忘れずに。
身体の汚れをサッと落とし清潔を保つと同時に血圧の急上昇を避けるために是非。
3.半身浴
みぞおちまでゆったりと浸かる。
4.全身浴
ゆったりと肩まで浸かり、鼻の頭にじんわり汗をかいたら1度湯船から出ましょう。
5.洗髪や洗体
1度湯船に浸かり温まったことで毛穴が開いて汚れが落ちやすくなります。
6.全身浴
再度肩までゆったりと浸かり鼻の頭に汗をかいたら湯船から出ましょう。
7.入浴終了
湯冷めしないようにしっかり水気を拭き取ってください。
8.水分をしっかり摂取する
400~500mlを目安に水分補給を。
9.休息
リラックスしてゆっくり過ごしましょう。
出典:たった1℃が体を変える:ほんとうに健康になる入浴方法
入浴は続けることが大事
忙しく働いていたり、夜が遅く中々入浴することが難しい人もいるでしょう。
ですが、できることならお湯に浸かることを心がけてみてください。
毎日シャワーだった人が、毎日お風呂に浸かる生活に変えただけで、冷え性が改善されたり、お肌のしっとり感を体感したなどの研究結果があります。
そのためにも、最低1週間は正しい入浴を続けることが大切なのです。
おわりに
心臓が弱かったり、負担をかけたくないときは全身浴は避け、半身浴でも良いでしょう。
半身浴の場合は肩を冷やさないために、乾いたタオルをかけましょう。
正しい入浴方法を身に付け、習慣にしていくことで、健康や美容にきっと良い変化が期待できるはずです。
是非、あなたも正しい入浴で、健康と美容を手に入れましょう!