あなたは毎日入浴できていますか?
身体をキレイに保つことはもちろんですが、疲れなどを解消してくるのが入浴ですよね。
また、身体を温めることは、健康や美容においてとても良いことがいっぱいなんです!
ですが、間違った入浴方法によっては、「乾燥肌」「肌荒れ」「疲労」を招き、せっかくの入浴が逆効果になってしまいます。
効果を最大限に活かすためにも、入浴で得られる効果をご紹介していきたいと思います。
入浴の3大効果
日々の生活では知らず知らずのうちに、疲れやストレスを溜め込んでしまっています。
入浴には、「入浴の3大効果」(入浴の3大作用とも言われています)、があります。
健康と美容に良い、この3大効果のメリットをご紹介していきます。
静水圧効果
まず1つ目は「静水圧効果」です。
湯船に浸かると、身体のウエストや二の腕が普段より細く見えたりしませんか?
ただ細く見えるだけではなく、人にはよりますが、湯船に浸かると3~7cm細くなっています。
それだけ、人の身体には水圧がかかっているということです。
身体に水圧がかかることが実はとても重要なポイントなんです。
湯船に浸かると、水圧で体内の空気が減ります。身体は空気を取り入れようと、呼吸の回数が増え、心臓を活発に動かしているのです。
普段、重力によって脚部の血液が心臓まで上がりにくい状態にあります。
脚部には全血液量の約3分の1の血液が集まっているといわれています。
入浴で、脚部に溜まった血液が水圧で心臓へと押し上げられることで全身に循環し血行促進や、リンパの流れを良くしてくれます。
また、身体がほぐれるといったマッサージ効果も得られるのです。
※心臓が弱い方、負担をかけたくない方、医師に止められている方の全身浴はオススメできません
温熱効果
2つ目は「温熱効果」です。
この温熱効果が、一般的に知られている効果ではないでしょうか。
入浴で温められた血液が全身をくまなく巡ることで、身体全体が温まるんです。
血流が良くなることで、体内の老廃物質や疲労物質が除去されます。
それだけではなく、お湯の温度によっても身体にもたらしてくれる効果は違うのです。
37℃~40℃
ぬるいと感じる温度かもしれませんが、心と身体を落ち着かせるという特徴があります。
1日の疲れや、ストレスを癒したい時にオススメの温度です。
効果としては
●ストレス解消
●リラックス効果
●寝付きの改善
●血圧の安定化
●筋肉の緩和
などが挙げられます。
こうした効果を得たいときは、ぬるめのお湯にゆったりと浸かりましょう。
42℃以上
温度が高めのお湯は、気持ちや身体を活動的にする特徴があります。仕事前や、活動前にオススメの温度です。
効果としては
●新陳代謝の活発
●リフレッシュ効果
●眠気覚まし
●老廃物の排泄
などが挙げられます。
意識がハッキリするので、寝る直前は避けたほうがいいかもしれませんね。長く浸からず、サッと浸かるといいでしょう。
浮力効果
3つ目は「浮力効果」です。
入浴すると、浮力によって普段の重力から開放されますよね。
そのため、筋肉が緩(ゆる)み、緊張がほぐれリラックスした状態を得ることができます。
浮力を利用して、体重の負担をかけずに手、足、肩、腰、腕など楽に動かせるので、普段のこわばった筋肉をほぐしてみるのも効果的です。
入浴の3大効果のまとめ
入浴の3大効果をご紹介してきましたが、いかがだったでしょう?
ただ、入浴するだけでこれだけの効果が得られるんですね。
ご紹介した、入浴の3大効果をまとめてみると、
静水圧効果
身体の表面だけではなく、皮下組織にも圧がかかることによって、血液や、リンパの流れが良くなり循環機器が活発になります。
半身浴も良いですが、水圧が多きくかかる全身浴が効果としては大きいです。
温熱効果
身体全体が温まり、血行が良くなることで新陳代謝が活発になります。
体内の老廃物や疲労物質の除去が期待できます。
浮力効果
身体が軽くなりリラックスできると同時に、筋肉や関節が緩み、肩こり、腰痛、筋肉の疲労が緩和されます。
おわりに
湯船に浸かることで、様々な効果が期待できるとわかりましたね。
シャワーだけではこのような効果が得られないのです。
このような身体に嬉しい効果を利用しながら、毎日の睡眠、翌日の目覚めに活かし、健康と美容を手に入れキープしていきましょう。