脂性肌(オイリースキン)、乾燥肌(ドライスキン)、乾燥性脂性肌(インナードライ)、などの肌タイプがありますが、私たち日本人に多いとされている 混合肌(コンビネーションスキン) がどのような肌タイプなのか把握できてお肌に合ったスキンケアができているでしょうか?
[speech_bubble type=”pink” subtype=”L2″ icon=”illust1_04_w600.png” name=””]Tゾーンはベタつきテカるのに、目元や頬や口元はカサカサ乾燥している・・・[/speech_bubble]
このように、部分によってお肌の状態が違うので、スキンケア方法も部分によって異なったスキンケアが必要になってきます。
より悪化させないためにも、混合肌(コンビネーションスキン) の原因や改善するためのスキンケア方法をご紹介していきたいと思います。
混合肌(コンビネーションスキン)とは?
混合肌(コンビネーションスキン)は 「Tゾーンは皮脂が浮いてベタついたりテカリが目立ち、Uゾーンはカサカサ乾燥ししている。」という方が多く、一般的とされています。
ですが、このようなパターンだけではなく、普通肌(ノーマルスキン)や脂性肌(オイリースキン)、乾燥肌(ドライスキン)の肌タイプがそれぞれに組み合わさった状態のお肌でも混合肌(コンビネーションスキン)と言われています。
顔の部分によって、皮脂が多く浮きベタつきやテカリが目立つ部分もあれば、お肌の水分量が少なくカサカサ乾燥している部分もあり、いろいろな肌タイプの状態が同時に存在しているのが特徴です。
スキンケアがとても難しく、皮脂が多い部分に合わせたスキンケアや、乾燥している部分に合わせたスキンケアを行うと、肌トラブルを頻繁に引き起こしたり、より悪化させてしまう可能性があります。
部分部分で、お肌の状態をしっかり見極めると同時に、正しいスキンケアが大切になってくる肌タイプなのです。
どんなお肌が混合肌(コンビネーションスキン)?
混合肌(コンビネーションスキン) はこんな肌!
TゾーンはベタつくのにUゾーンは乾燥している
ベタつく部分と乾燥する場所がある
Uゾーンだけベタつきがある
乾燥部分にニキビがよくできる
小鼻周りの黒ずみが目立つ
背中や胸元にニキビがよくできる
朝起きるとすでにTゾーンはベタつき他は乾燥している
洗顔はベタつきのあるTゾーンを集中的に洗顔している
ベタつきのあるTゾーンだけ保湿している
普段の化粧はパウダーファンデーションが多い
このようなお肌の状態が当てはまると混合肌(コンビネーションスキン) の可能性は大きいです。
部分ごとで異なる肌質で、多くの方がTゾーンは皮脂が浮きベタつきやテカリが目立ち、Uゾーンは乾燥しているといった特徴が見られます。
混合肌(コンビネーションスキン)の原因は?
顔の部分で異なる肌質が存在する混合肌(コンビネーションスキン)。
よく脂性肌や乾燥肌だと思い込んでしまい間違った対策やスキンケアで、さらにお肌の状態を悪化させてしまいがちなので気を付けなければいけません。
そんな混合肌(コンビネーションスキン)を引き起こしてしまっている原因を知ることで、改善へと向かうことができるのではないでしょうか。
思い込んだケアをしない
この肌タイプは、見極めや判断が難しい為、間違ったケアをしないように注意しなければなりません。
脂っぽいTゾーンや、乾燥肌しているUゾーンといった部分で肌質が異なるため、ベタつく部分とカサついている部分で、それぞれに合ったスキンケアが必要です。
空気の乾燥
冷房や暖房などの乾いた空気などは、お肌の奥を乾燥させてしまいます。
お肌は乾燥していると皮脂の分泌を活発にするためベタつきやテカリなどが目立ち、皮脂量が少ない部分は余計にカサカサしてしまうのです。
乾燥していると感じたら、加湿器や保湿スプレー、マスクなどで対応すると良いでしょう。
紫外線によるダメージ
顔の中で、おでこや鼻などのTゾーンは、他の部分より紫外線をより浴びているためにお肌を守ろうと皮脂の分泌が多くなりベタつきやテカリが目立ってしまいます。
紫外線での皮膚炎にならないよう注意も必要です。
そうならないためにも紫外線対策は気を付けておきたいものですね。
生活習慣からの影響
毎日の生活習慣を見直すこともお肌にとってとても大切なのです。
□お肌に良くない入浴で負担をかけている
□ストレスの影響
□食生活の乱れ
混合肌(コンビネーションスキン)はお肌の水分量が少ないです。
水分量を低下させないためにも普段から気を付けないといけません。
ターンオーバーが乱れないよう、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
ケアのポイントは?
混合肌(コンビネーションスキン)は、「お肌の水分量が少ない」という部分が共通していえるのではないでしょうか。
お肌に優しいクレンジング
皮脂を落とし過ぎないためにもクレンジングはお肌に優しいものを使用しましょう。
ミルクタイプや、ローションタイプといったものを選び、化粧品もお肌に負担のかからないミネラル化粧品やオーガニック化粧品を選ぶと良いでしょう。
洗顔し過ぎない
お肌のベタつきが気になるからといって、過度な洗顔は逆効果です。
皮脂を必要以上に洗い流してしまうと、お肌が潤いを取り戻そうと過剰に皮脂を分泌してしまいます。
ベタつく部分は程々に洗顔し、カサつく部分はサッと洗い流す程度でも良いのです。
お肌に負担をかけない、純石鹸などを使用し、こすらずに優しく洗顔しましよう。
肌トラブルが起きているときは水洗顔なども効果があるでしょう。
洗顔後お肌がつっぱらないことを目標に、洗顔し過ぎず、皮脂を落とし過ぎずを心がけておきましょう。
化粧水は保水力で選ぶ
洗顔後は素早くスキンケアをするようにしましょう。
混合肌(コンビネーションスキン)はお肌の水分量が少ないので、化粧水は保水力があり、お肌の奥まで浸透する保湿重視した化粧水を選びましょう。
化粧水選びですが、やはりセラミド配合やヒアルロン酸、ビタミンC誘導体などが良いです。
顔全体を意識しながらタップリと化粧水を浸けてください。
乳液は肌質で量を変える
化粧水は顔全体を意識しながらタップリ浸けることがポイントですが、乳液は化粧水とは違い、ベタつきやテカリが目立つ部分は少量、もしくは浸けないで様子をみたり、カサカサ乾燥している部分には気持ち多めに浸けてみると良いでしょう。
メイクも保湿重視
クレンジングの際、必要以上に皮脂を落とし過ぎて、さらに皮脂が分泌されないためにも普段の化粧は薄く落としやすいメイクの方が良いでしょう。
化粧水だけではなく、ベースやファンデーションも保湿力があるものを選んでください。
ベースやファンデーションも、ベタつきやテカリが目立つ部分は薄く、カサカサ乾燥している部分はたっぷりつけるなど、お肌の状態で変えるようにしてください。
皮脂はオフし過ぎない
注意点としては、「皮脂はオフし過ぎない」ことです。
オフ時は、どうしてもテカリが気になるときやお化粧直しの前に行い、脂とり紙は使わずにティシュか柔らかいハンカチなどで、優しくオフしてください。
それよりも、お肌の水分量が少ないので、乾燥を防ぐという点でもメイク上から潤い成分が補給できるようなミスト化粧水などでケアする方法も効果的です。
適切なケアを
混合肌(コンビネーションスキン)についての、原因や改善するためのスキンケア方法をご紹介してきましたが、どんな肌タイプにも言えることは、焦らずじっくり向き合って改善していくことです。
特にスキンケアが難しく、どれだけお肌の水分量を増やし、キープできるかがポイントになってきます。
皮脂の分泌を過剰にさせないようターンオーバーを整えながら毎日ケアしていきましょう。
疾患や痛みの場合は専門の皮膚科で診てもらってくださいね。
お肌に無理のないように少しづつ改善していくときっとお肌も喜んでくれることでしょう!

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