あなたは毎日洗顔をおこなっている思いますが、正しい方法で洗顔ができていると自信をもって言えますか?
スキンケアの中でも「洗顔」について注目していきたいと思います。
美肌になるためや、キレイなお肌をキープするために欠かせないのが毎日の洗顔を間違った方法でおこなっていると、肌トラブルを招いてしまったり、お肌の状態を悪化させてしまう可能性があります。
洗顔はそれほどまでにお肌の状態を左右しかねない程、大切なケアポイントなのです!
そこで基本的な正しい洗顔方法をご紹介!!
間違った洗顔方法からくるお肌への影響は?
もちろん間違った洗顔方法で、洗顔しようと思う人はいません。
それぞれに、自分なりの正しいと思う洗顔方法で洗顔していることでしょう。
ですが、間違った洗顔方法での洗顔や、思い込みでの洗顔をしている方が意外と多いのではないでしょうか?
では、間違った洗顔や思い込みでの洗顔がお肌にどのよう影響を与えてしまうのでしょうか。
●ターンオーバーの乱れ
●乾燥肌
●敏感肌
●オイリー肌
●ニキビの治りが遅くなる
●毛穴の目立ち
●シミ
など、このような肌トラブルを招いてしまう可能性があるのです。
洗顔1つで、お肌にこれだけの影響がでてしまうなんて、たかが洗顔とは思えなくなりましたね。
ただ顔を洗えばいい!は美肌を遠ざける!?
まさかとは思いますが、適当に洗顔はしていませんよね?
洗顔には、「皮脂汚れや古い角質を洗い落とす」といった目的があります。

皮脂汚れや古い角質を洗い落とすには、何回も洗顔したり、力を入れゴシゴシこすって落とせば良いのでは?
確かに気持ち的には「これだけ洗ったから汚れも落ちた!」と思ってしまうでしょう。
ですが、それこそお肌にはとても迷惑な洗顔方法なんです。
お肌の生まれ変わりを把握する
私たちのお肌には「ターンオーバー」というお肌の生まれ変わりによって、古い角質は剥がれ落ち、新しい角質が再生されているのです。
この洗い落とすといった目的は、お肌にとって大切な「ターンオーバー」を正常に保ってあげるお手伝いといっても過言ではないのです。
過度な洗顔の場合
何度も過度な洗顔は、お肌の「セラミド」や「保湿成分」が洗い流され、肌内部の水分の蒸発を防いだり、紫外線や外部からのウイルスや細菌からお肌を守ってくれる効果が低下してしまいます。
お肌が乾燥しやすくなり、オイリー肌やニキビ、シミなどにつながります。
荒く、強い洗顔の場合
角質層はとても薄く傷つきやすいので、力を入れゴシゴシこするように洗うと、乾燥肌や敏感肌、毛穴のつまりにつながります。
そのため洗顔する際は「優しく」洗顔を心がけましょう。
洗顔料選びはお肌の状態で!
洗顔するにあたって、どうしても迷ってしまうのが

洗顔料はどれを使ったらいいの?
「お値段は高い方がいいの?」
「テレビやCMでよく見かけるから?」
「友達や知人に「良いよ」と言われたから?」
など、あなたにも心あたりはあるでしょう。
こういった洗顔料の選び方をしている人は、お肌の状態が把握できていない可能性があります。
こういった洗顔料選びをしていては、ターンオーバーを正常に戻すどころか、乱すことにつながり、肌トラブルを長く引きずってしまう事だってあります。
では、何を基準に洗顔料を選べば、肌トラブルを避けることができるのでしょうか?
それは、あなたが「今現在のお肌の状態を把握した上で洗顔料を選ぶ」ことが肌トラブルを防ぐ第一歩につながるのです。
お値段が高いから信用できそう、みんなが良いと言っているので使ってみよう。といったことはオススメできません。
乾燥肌の人にはそれに合った洗顔料、毛穴が目立つ人にはそれに合った洗顔料があります。
もう一度あなた自身のお肌の状態を把握した上で洗顔料は選んでくださいね。
正しい洗顔方法
スキンケアの中で基本的な正しい洗顔方法をご紹介していきます。
キレイなお肌を目指すのであれば、「お肌へダメージを与えないように洗顔する」を意識しながら洗顔するといいでしょう。
手は清潔に!
洗顔する前は必ず手をキレイに洗ってください。
手を清潔にしておくことで、お肌に汚れや菌などが着くことをまずは防ぐようにし、洗顔するようにしましょう。
洗顔前に、サッと洗顔!
手を清潔にしたら、軽くお肌の表面にかけるようにぬるま湯を浴びせてください。
毛穴を開きやすくすることにつながるので必ず行うと良いでしょう。
乾燥肌にならないように、温度は30℃~35℃が目安、35℃以上は避けて下さい。
皮脂を落とし過ぎてしまうと乾燥肌やニキビなど肌トラブルにつながってしまいます。
洗顔料は泡立てた分だけ良い!
この泡立て作業はなかなか上手くいかなかったり、途中で心が折れたりしますよね。
ですが、この泡立ては洗顔するにあたって、とても重要なポイントなんです。
ネットなどを使い、少量の水を含ませながらしっかりとキメ細やかな泡を作ることで、お肌へのダメージを軽減したり、汚れを毛穴の奥から取り除く効果もあるので、泡を多く作り、キメ細やかな泡を目指してください。
ソフトに洗顔!
いよいよ洗顔に入りますが、ここで注意しなければいけないことは、「絶対に力を入れずに、こすらず洗う」ことに気を付けてください。
お肌を傷付けたり、余計に皮脂を落とすと元も子もないですからね。
先程泡立てた泡をキープしながら、顔に優しく置いてあげるといった気持ちで乗せましょう。
泡は乗せるだけでも汚れを吸い取ってくれます。
順番としては、
1.皮脂汚れが多いTゾーン
2.頬(ほほ)
3.目元
4.鼻
5.口元
を目安に洗顔してみてください。
あくまでも優しく、お肌と指が触れない事を意識して、泡でお肌をなでるようにクルクルと洗いましょう。
すすぎはしっかりと!
洗顔終わりでのすすぎは、お肌に触れないように、洗顔前のぬるい水(30℃~35℃)で、すすぎ残しがないようにすすいでください。
特に生え際やあごなどに残りやすいので、肌トラブルにならないためにもしっかりと落としてください。
清潔なタオルを使う!
十分に、すすぎ終わったら、こすらず、包み込むように優しくタオルをお肌に当てるようにしましょう。
その際は、清潔なタオルを使うようにしてください。
清潔なタオルでないと、お肌に菌や汚れが着いてしまい、せっかくの洗顔が無駄になってしまいます。
すぐさま保湿を!
洗顔が終わり一息入れたいとろですが、すぐさま保湿をしてください。
お肌の水分が失われないよう、早ければ早いだけ良いので保湿は洗顔後すぐに行いましょう。
洗顔での注意しておきたいポイント
洗顔する上で、最も気を付けなければならないことは、力を入れずこすらず洗う! です。
この大前提の他に意外とやってしまいがちなポイントがあるんです。
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20110825/113625/?SS=zoom&FD=-654642772
いくつか思い当たる箇所があるのではないでしょうか?
こういった注意点はしっかり覚えておいて、毎日の洗顔に活かしたいものですね。
おわりに
正しい洗顔方法についてご紹介してきましたが、「私は完璧にできている!」というような人は少ないのではないでしょうか?
あくまでも、洗顔は、「ターンオーバーを正常に整える」お手伝いなので、肌トラブルにならないよう、正しい洗顔を心がけたいものです。
毎日行う洗顔だからこそ正しく洗顔し、肌トラブルを防いでいきましょう。