お肌の悩みはいろいろありますが、この「乾燥」については特に気になるのではないでしょうか?
季節の変わり目や、ライフスタイルの乱れなどの影響で、お肌の保湿成分が減少してしまいます。
お肌がカサカサ乾燥してしまうと、シワやくすみ、お肌のゴワツキや毛穴の開きなどにつながり、いくつもの肌トラブルを招いてしまうのです。
では、季節の変わり目や、毎日のスキンケアをしていれば乾燥肌にならずにすむのでしょうか?
答えは「NO」です。
確かに季節の変わり目や、水分が奪われやすい時期でなくとも乾燥肌に注意しなければいけませんし、毎日のスキンケアが間違っていたら逆効果になってしまします。
そこで、「乾燥肌」を防ぐためにも、原因を見つめ直してみましょう!
乾燥肌とは?
通常、皮脂膜やセラミドといった細胞が肌内部の水分の蒸発を防いだり、紫外線や外部からのウイルスや細菌からお肌を守ってくれています。
乾燥肌は、皮脂分泌量の低下などで角質層の水分量が減少して両方のバランスが崩れた状態によって、カサカサお肌や外的刺激に弱い乾燥肌を引き起こしてしまうのです。
あなたは大丈夫?こんなときは乾燥肌かも!?
乾燥肌といっても、ただ単にお肌がカサカサしているだけではありません。
●肌全体のハリがない
●ゴワゴワ感がありお肌が硬くなっている
●洗顔後お肌がつっぱる
●皮膚が白くみえる(粉拭きの状態)
●化粧水が馴染まない
●メイクのノリが悪い
●赤みや痛みがある
このような日々の「気付き」からでも判断することができるので、少しでも違和感や違いを感じたら放っておかないようにしてください。
乾燥肌の原因は!?

乾燥肌にならないよう化粧水を浸けているのに、どうして乾燥肌になってしまうんだろう・・・
あなたもそう感じたことはあると思います。
それは、乾燥肌になってしまう原因がそれぞれ異なっているからなのです。
思い返してみながら、原因を照らし合わせてみてください。
体質による乾燥肌
お肌の油分量と水分量の減少によって、乾燥肌は起こってしまいます。
「生まれつき乾燥肌の人はどうしたらいいの?」という壁にぶつかり、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
生まれつき乾燥肌の原因としては、アトピー性皮膚炎を患っている場合や、お肌のバリア機能が正常に働かないために、お肌が乾燥してしまうのです。
ですが、生まれつき乾燥肌の人でも改善することができるのです。
スキンケアの方法が間違っている
毎日、しっかり洗顔や保湿ケアをしているから大丈夫だと思っていませんか?
実は、このスキンケアの方法が間違っていて、乾燥肌がなかなか改善されないでいる女性が多いのです。
原因としては、洗顔の仕方や、洗顔料選び、保湿方法などといった、間違った方法や思い込みによって乾燥肌を招いているケースには注意しないといけませんね。
食生活の乱れによる乾燥肌
食生活が偏っていたり、必要な栄養を摂らないと必然的にお肌に悪影響なのはご存知だと思います。
野菜やビタミンなどをバランス良く摂取して、肌荒れを防ぐようにしていきましょう。
紫外線での乾燥肌
紫外線がお肌に良くないことはご存知だと思います。
紫外線は、お肌の細胞を壊してしまったり、細胞のバランスを狂わせてしまいます。
シミやそばかすの原因にもつながるので、面倒だとしても紫外線対策はしておきたいですね。
睡眠不足による乾燥肌
睡眠不足や不規則な生活は、お肌にとても悪影響です。
お肌にストレスを与えてしまったり、老廃物が溜まりやすくなり、肌トラブルに繋がってしまいます。
できるだけ「ゴールデンタイム」を意識して眠りにつくと良いでしょう。
ターンオーバーの乱れ
お肌は「ターンオーバー」が正常に働くことで美肌をキープすることができます。
年齢などでターンオーバーの周期に差はありますが、さまざまな原因がもとになり乱れてしまうと、肌トラブルを招いてしまうのです。
そうならないためにも「ターンオーバー」をしっかりと把握しておきたいですね。
おわりに
今回は乾燥肌の原因についてご紹介してきましたが、原因は1つではなく、さまざまなことから乾燥肌になってしまうということです。
ですが毎日の生活のなかで、乾燥肌になってしまう原因のポイントを押さえ予防することで、モチモチお肌は手に入れることができるのです。
もう一度、お肌の状態や原因を把握し、見直してみるのも良いのではないでしょうか。