誰もが一度は経験したことのあるむくみですが、そのむくみの原因がもし病気からくるものだとしたら・・・
普段、気になる日はあっても深刻に落ち込むことはあまり少ないのではないでしょうか?
そこで、一度「むくみ」に関してきちんと考えてみると同時に、むくみの原因や解消方法をみていきましょう!
むくみの原因
むくみには様々な原因が考えられます。
ずっと立ったままの状態が続くと、体内の不要となった水分が身体の中の流れにのれずに溜まってしまってしまいます。
一日仕事で働いて、帰る頃に足がパンパンということはよくありますよね?
運動不足や水分や塩分を摂りすぎたときや、肩こり、腰痛、冷え性などの症状によってもむくみに繋がってしまうこともあります。
また、ホルモンバランスの乱れも手足のむくみの原因となることもあり、女性の場合、女性ホルモンのバランスが崩れやすい生理前や、妊娠中期から後期、出産後などにむくみの症状が出る場合があります。
むくみやすい食べ物
塩分を多く含んだ食品を摂ると、体内でナトリウムなどを下げようとする調節機能が働き、身体が水分を摂り込もうとするため、体内の過剰な水分が排出されにくくなり、むくみ生じやすくします。
塩分を多く含む食品には、漬物、かまぼこ、ラーメン、ハム、ベーコンなどがあります。
これらの摂取を少なくする、または同じ食品でも、塩分控えめな品物を選ぶなどして工夫しましょう。
むくみ解消方法
むくみが気になるときには、試してみるといい方法があります。
まずは、利尿作用のある飲み物や食べ物を摂るということ!
飲み物では、コーヒーや紅茶は代表的でよく耳にしますが、
利尿作用のある食べ物とは?
ナッツ類、豆類、スイカ、きゅうり、ブルーベリー、生姜などがあります。
また、ぬるめのお湯に半身浴で20~30分ゆっくり浸かることも代謝がよくなって効果があります。
さらに、リンパマッサージでリンパ管に詰まった老廃物を除去するという方法もあります。
自分ではよくわからなくても、最近ではエステやマッサージのお店が沢山あり、リンパマッサージも施術しているお店もあると思うので、試してみるといいかもしれませんね!
病気のサインの場合も
「まぁ、ただむくんでいるだけ、塩分、水分の摂りすぎだ!」とたかをくくっていると手遅れになるかもしれません。
むくみには、病気のサインが隠れているかもしれないからです。
足のむくみのほかに手や顔にむくみがある場合や、昨日のむくみが解消されていてもおかしくない起床時のむくみがとれずに慢性的に続く場合、病気が原因の可能性があります。
一日の間で体重の変動が激しい場合、突発性浮腫といわれる病気の可能性もあります。
また、片手、片足だけにむくみが出て、目で見てすぐわかるくらいの差があれば病気が疑われます。
むくみ以外に息切れ、動悸、身体のだるさを伴う場合も病気のサインかもしれません。
まとめ
日常的によくあるむくみだと軽視していると、病気の発見が遅くなり、大事になってしまうこともあるかもしれません。
むくみに効く食べ物や飲み物を積極的に摂ったり、お風呂にゆっくり浸かったり、リンパマッサージなどをして老廃物を流してみたり、色々試してみてもむくみの症状がとれないという場合は、是非病院へ行って検査をしてみてください。
普段から、自分の身体の異常、変化に敏感に気づくことができるよう、よく観察しておくことも大事なことかもしれませんね!