古くから私たち日本人の側には、毎日の生活に欠かせない、お茶の存在がありました。
中でも緑茶は、身体を健康に保つ栄養素や成分が含まれ、さまざまな効果が期待できます。
そんな緑茶の効果を昔の人達は知っていたのかはわかりませんが、日本人に長く愛されてきた緑茶にはどういった効果があるのかをご紹介していきます!
お茶は昔薬だった?
お茶が日本に伝わったのは、およそ1200年前だといわれています。
1200年前?ピンときませんね・・・
年代でいうと平安時代あたりでしょうか、中国に渡っていた空海、最澄が日本に持ち帰ったのが始まりだそうです。
この頃のお茶は当時、とても貴重であったため貴族や武士などの一部の人たちが飲んでいました。
それから時代は流れ、江戸時代に入り、ようやく一般の人たちにもお茶が広がり、誰でも気軽にお茶を楽しむようになったとされています。
このお茶が日本に伝わる遥か昔、日本でいう縄文時代の中国では、お茶の木が見つかり薬として食べられていたそうなのです。
そんな遠い昔から、お茶の存在と関わりがあったなんて驚きですね!
緑茶は栄養素や有効成分が盛りだくさん!
私たちが普段から口にしているこの緑茶は、自動販売機、コンビニやスーパー、などで簡単に手に入るがゆえに存在の有難さをついつい忘れがちだったり、そもそも健康や美容と関係がないと思っていませんか?
ですが、緑茶には身体に良い栄養素や成分がたくさん入っているんです!
あなたもご存知「カテキン」
緑茶の成分の中でも1番ポピュラーなのではないでしょうか。
このカテキンはお茶にしか含まれていない上に、とても優秀な成分なんです。
ガンや高血圧、糖尿病、動脈硬化や心臓病を予防する働きがあるのです。
また、カテキンには殺菌作用があり、虫歯や口臭防止の効果もある凄い成分ですね。
苦いだけではない「カフェイン」
「カフェイン」と聞くと少しマイナスなイメージに思われがちですね。
このカフェインはお茶の苦みを作り出している成分です。
ですが、これだけではなく疲労回復、覚醒作用、頭痛緩和、心臓を強くしたり利尿の効果があるのです。
歯を強くする「フッ素」
フッ素は虫歯にならないよう抵抗力をつける効果があります。
カテキン同様、虫歯予防に働いてくれているのです。
脳にはたらく「テアニン」
テアニンは旨味や甘味を作り出している成分です。
このテアニンには癒しの効果もあるのです。
他には、ミネラルや、サポニンなどの成分があります。サポニンは鎮静・鎮痛の効果もあります。
ダイエットを緑茶がサポート
なかなかダイエットは毎日できないものですよね。
でも、健康な生活を送りたい。
そこで毎日飲む緑茶がダイエットをサポートしてくれます。
食事前に飲むと空腹を和らげる効果もあり、油っぽいものを食べた後に緑茶を飲むことで、脂肪を分解する酵素の働きを高めてくれるのです。
しかも砂糖やミルクを使用しないためノンカロリーで、ビタミンやミネラルも補えるので、まさにダイエットに必要な飲み物といってもいいのではないでしょうか。
もしあなたが現在ダイエットをしていたら是非取り入れてみてはどうでしょうか。
緑茶で美肌になれる!
健康になるために緑茶は効果的ですが、美容にとっても大変効果があるのです。
なんといっても緑茶のに含まれるビタミンCが豊富に含まれているのです。
その効果は、肌の白さを保ったり、肌に弾力性を与えたり、メラニン色素の生成を抑える効果があるのです。
また老化防止に効果のあるビタミンEも含まれています。
緑茶はお肌にとって、欠かせない飲み物だという事がわかりますね。
おわりに
緑茶についてご紹介してきましたが、他にもまだまだ身体に良い効果があります。
飲むだけで健康や美容に効果があるなら、飲まない手はないですよね。
あなたも、毎日の生活に緑茶を取り入れながら健康と美容に気を付けていきましょう!