あなたは毎日お通じがありますか?
お通じがない日が何日もあると、お腹が張ったり吹き出物ができたり、気分も憂うつになってしまいますよね。
お腹の痛くなる便秘薬を飲んでなんとかしのいでも、飲まないとまた便秘。
その内なんだか薬を飲んでも効かない気がするから、薬の量を増やす・・・
まさに、悪循環ですよね?
ですが、人間にはもともと自然治癒力というものが備わっているんです。
そこを活かしてあげれば、便秘薬のツラい痛みに耐えなくても毎日快調になれますよ!
〈1.空腹状態をつくる〉
「1日3回食事をすることが大事!」と言いますが、常に胃腸は消化することで働きづめです。
特に前日の夜食べ過ぎたりした翌朝などは、胃もたれなどしている状態、なんてこともありますよね。
そんな時にまた朝食を摂ると、胃腸はオーバーヒートしてしまいます。
まずは働き過ぎの胃腸を休ませてあげましょう。
〈2.朝食は固形物をとらない〉
空腹状態をつくるとは、前の食事からだいたい16~18時間、食事をしないということ。
ただ、これから一日過ごすために何も取らないと、力が入りませんよね?
そこでオススメなのは、しょうが紅茶やホットヨーグルトです。
しょうが紅茶は体を温めてくれますし、ヨーグルトも乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。
朝はこれだけですが、昼食までは忘れず水分補給もこまめにしましょう。
〈3.昼食は軽めに〉
朝食をしょうが紅茶やホットヨーグルトだけで過ごし、お腹はペコペコ。
待ちに待ったランチです。
「さあ、お腹いっぱい食べるぞ!」と思ってもちょっと待ってください!
胃腸は半日以上お休みして、まだ寝ぼけた状態。
そんな時にたくさん食べ物が入ってきたら、ビックリしてしまいます。
物足りないかもしれませんが、昼食は腹6分目くらいに、消化の良いものを選びましょう。
よく噛んで食べれば、意外とすぐに満腹感が得られますよ。
少し物足りないくらいにとどめておけば、午後からの眠気も軽くなります!
〈4.夕食は食材を選んでバランスよく〉
朝、昼と過ごしてちょっと心配なのが栄養バランス。
あまりに食事が少ないと、元気に過ごすための栄養が十分でない気がしますね。
血や肉をつくる大事なタンパク質もきちんと摂りましょう。
野菜やきのこも積極的に!
それから便秘解消に欠かせないと言われる食物繊維!
よく聞くのが不溶性食物繊維のサツマイモなどですが、ここで水溶性食物繊維も意識してください。
水溶性食物繊維は便を柔らかくしてくれますので、お通じの際にスルっと出やすくしてくれますよ。
ワカメなどの海藻類や、オクラなどのねばねばしたものに多く含まれます。
不溶性、水溶性のバランスが取れていてオススメな食材は納豆です。
納豆は発酵食品ですし、お腹の環境も整えてくれそうですね。
もちろん、ここでの食べ過ぎは禁物。
腹8分目くらいにとどめておきましょう。
〈5.糖質は控えめに〉
菓子パンやスイーツなどは美味しくてなかなかやめられない…!
でもそれは、糖質のせいかもしれません。
特に人工的に精製された白砂糖などは依存性があると言われます。
たくさん体の中に入れてしまうと、食欲をコントロールする細胞が傷ついてしまうのだそうです。
胃腸は「もういらない」状態でも、脳は「もっともっと」と満腹感が狂ってしまい、食べ過ぎにつながってしまいます。
食べ過ぎは便秘につながりますから、注意しましょう。
〈6.軽い運動を取り入れる〉
便秘予防に大切と言われる腸腰筋。
ここを鍛えておくとよりスムーズなお通じが期待できます。
ストレッチや、軽いウォーキングを日々取り入れるようにすると良いかもしれませんね!
まとめ
オーバーワーク気味の腸を休めることで、人が本来持っている自然な排便のリズムが戻ってきます。
便秘が解消されれば、体も心も軽くなること間違いなしですよ。
毎日スッキリした気持ちで過ごせるようになりましょう!