幸せながらも体調が思わしくない日も多い妊娠期。
つわりに苦しみ食事が取れなかった人もいれば、食べることで気持ち悪さを抑えていた人もいるでしょう。
つわりが終わり安定期に突入すると、体重は増える一方になります。
それまでスリムだった人も身体が丸みをおびて、自分自身でなくなるような感覚に襲われることもあります。
そして激痛とともに出産。
可愛い我が子をその胸に抱いて至福のときを迎えます。
でもその一方、気になりませんか?この変わり果てた身体、この増えきった体重、本当に元に戻るのだろうかと・・・
出産を終えた元妊婦のほとんどが、このような不安を感じます。
さあ、産後ダイエットの始まりです。できれば妊娠前よりもキレイになりたいですね。
産後ダイエットはいつ開始すればいいの?
では産後ダイエットはいつから開始すればよいのでしょうか。
一日でも早くスタイルを元に戻したいという気持ちは痛いほどわかりますが、出産直後の身体は非常にデリケートです。
人一人を身体から生み出しているのですから、満身創痍状態といっても過言ではありません。
産後は実家などでお世話になる人が多いと思いますが、床上までは無理をせず、家族にできる限りのことをしてもらってください。
里帰りしない、できない人も食事などの準備は旦那様か、もしくは宅配の食事サービスを頼みましょう。
とにかく体力の回復が最優先です。
産後ダイエットは一ヶ月検診で医者から問題なしと診断されてから行いましょう。
もし、どうしても何かしたいという人は、産褥体操をしてください。
産院でもらう冊子にやり方が載っていると思います。
帝王切開で出産された人は傷口が痛むでしょうから、もう少し先に延ばした方が良いでしょう。
いつまでに痩せればいいの?
一ヶ月検診で医者から問題なしと診断され、産後ダイエットを開始したものの、なかなか思うように痩せません。
でも焦りは禁物です。
妊娠期間に増えた体重は産後6ヶ月までに戻せば大丈夫です。
産後6ヶ月までは脂肪も流動的ですので補正下着などを正しく着用すれば、産前よりもきれいなボディラインになることができるかもしれません。
おすすめの産後エクササイズは?
産後はしっかりと骨盤をしめる必要があります。
徐々に開いていった骨盤を元の姿に戻してやりましょう。
おすすめは骨盤スクワットです。
足を肩幅程度にひらき、つま先を外側に向けてください。
次にゆっくりと腰を限界まで落としましょう。そしてゆっくりと元に戻します。
今度はつま先を内側に向けましょう。
また腰をゆっくりと限界まで落とします。そしてゆっくり戻しましょう。
最後に、つま先はそのままで背筋を真っすぐにしたまま上半身を前に倒してください。
しばらくその姿勢を保持した後、ゆっくりと元に戻します。
この骨盤エクササイズを隙間時間を見つけては行ってください。
骨盤が徐々に締まり、ほっそりとしたスタイルを得ることができるでしょう。
産後の食生活は?
母乳で育てる人もミルクで育てる人も、産後は栄養をしっかりと摂るようにしましょう。
早く痩せたいからと、厳しい食事制限をして身体を壊しては元も子もありません。
和食を中心とした食事を適量取っていれば自然に体重は元に戻ってくるでしょう。
赤ちゃんのお世話で消費カロリーも妊娠前よりも多いので、無理なカロリー制限も必要ありません。
また、産後に便秘で悩む人も少なくありません。
食物繊維の多い食材を積極的に摂り、水分の摂取も忘れずに行ってくださいね。
焦らずにゆっくりと
このような産後ダイエットを一ヶ月検診終了時から続けていけば、産後6ヶ月には自然と元に戻っているはずです。
ストレスをためずゆっくりと焦らず着実に痩せていきましょう!!