シワの種類がいくつあるのが、ご存知ですか?
シワはシワでも、シワができるきっかけとなる要因によって種類があります。
そしてその要因を知ることで、シワができるのを予防することや、できてしまったシワを改善することが可能になります。
今回は、主な4種類のシワの種類と予防法について解説していきたいと思います!
①乾燥ジワ(ちりめんジワ)
乾燥ジワとは、口元や目元などの皮膚が薄くて乾燥しやすい場所にできやすい、お肌の乾燥によって引き起こされるシワのことです。
お肌というのは、あなたもご存知の通り、乾燥すると表面がボロボロになってしまいます。
そして、表面がボロボロになったところのすき間から、お肌が保持していた水分が逃げていってしまいます。
この状態が繰り返されると、水分が逃げていく隙間は開いたままに・・・
乾燥が進むにつれてすき間が開いた状態で固まってしまい、「シワ」としてお肌に刻まれてしまいます。
乾燥ジワの予防
乾燥ジワを予防するためには、しっかりと保湿をしてあげることが大切です。
乾燥ジワは、お肌の乾燥がエスカレートしたものですから、スキンケアでお肌の水分量が保つようにしてあげれば予防することができます。
また乾燥ジワは、スキンケアでお肌を保湿してあげることで改善することも十分可能です。
②表情ジワ
表情ジワとは、普段の表情の癖によって引き起こされるシワのことです。
例えば、怒った時や目を細めて何かを見る時、ちょうど眉間にシワができますよね。
怒ったり悩んだりした時に気難しい表情をする癖がある、視力が良くないがゆえに目を細めて物を見る癖がある場合は、「眉間にシワを寄せる癖がある」ということになり、眉間に表情ジワが刻まれてしまう可能性が高いです。
また、よく笑う人には口元に「笑いジワ」が刻まれます。
潤いが保たれていて、ピーンとハリのあるお肌には、表情ジワが付きにくいようです。
ところが、乾燥によってお肌の潤いが奪われていたり、紫外線によってコラーゲンやエラスチンが壊されたりしている状態であれば、お肌に表情ジワの癖が付きやすくなってしまいます。
表情ジワの予防
表情ジワを予防するためには、表情の癖をなくすことが大切です。
表情の癖というのは、無意識のうちにしてしまっているものですから、意識して表情の癖をなくしていきましょう。
同時に、お肌の乾燥や紫外線対策もしっかりと行う必要があります。
③紫外線ジワ
紫外線ジワとは、紫外線を浴びることによって引き起こされるシワのことです。
真皮層で起こるシワであるため、「真皮ジワ」と呼ばれることもあります。
紫外線というのは、お肌の表皮を越えて真皮層にまで到達します。
その際に「コラーゲン」や「エラスチン」といった成分を壊してしまいます。
コラーゲンやエラスチンというのは、ピーンとしたハリのあるお肌に欠かせない成分で、この成分が紫外線によって破壊されることによって、お肌のハリや弾力は失われて下に垂れ下がり、シワを作ってしまいます。
紫外線ジワの予防
紫外線ジワを予防するためには、紫外線対策をしっかりすることが大切です。
日焼け止めを塗ったり、日焼け止めとしての機能を兼ね備えているベースメイクを使ったりして、紫外線からお肌を守りましょう。
紫外線対策をすることで、紫外線ジワだけではなく「シミ」も予防できます。
④筋肉老化ジワ
筋肉老化ジワとは、顔の筋肉の「表情筋」が衰えることによって引き起こされるシワのことです。
こちらも「紫外線ジワ」と同じく、「真皮ジワ」と呼ばれることもあります。
表情筋が衰えると、お肌の弾力が失われ、重力に逆らえなくなるので下に垂れ下がります。
この状態がシワを引き起こします。
筋肉老化ジワの予防
筋肉老化ジワを予防するためには、表情筋を鍛えるのが一番です。
表情筋エクササイズなどで表情筋をたくさん動かして老化を防ぐことで、筋肉老化ジワを予防することができます。
また、お肌の乾燥や紫外線による影響も大きく関わっているので、保湿や紫外線対策も同時に行いましょう。
まとめ
主な4種類のシワの種類と予防法について解説させていただきました。
「シワが少ない」というだけでも、実年齢より若く見られる「若見え効果」が期待できるものです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!